お花のプレゼント
今日
見ず知らずの男性から
お花をいただきました。
ピンクと白の
一重のトルコキキョウ。
夏らしい
涼しげできれいなお花です。
どうして
そんなことになったのかと言うと・・・
午前中
長男・次男を連れて
車でお買い物に出掛けてきました。
お昼前に
買い物を終えて戻ってくると
我が家が借りている駐車場の入り口に
ワゴン車がででーんと停まっていました。
無理をすれば
入れないでもないけれど
他所の車にこすったりしたら一大事。
急いでいる訳でもないから・・・と
ウィンカーを出して
様子を見ていました。
すると
向かいのお宅から
ひとりのおじさんが出てきました。
おじさんというか
おっちゃんという感じ(ってどういう風だか・・・)。
わたしに気づくと
スマンスマンという風に右手を上げて
ぺろっと舌を出しました。
いやいや
子どもじゃないんだから。
せめて
申し訳なさそうな表情をして欲しいわ。
おっちゃんが車を移動したので
駐車場に車を入れて
荷物をふたつと
眠ってしまった次男を抱え
自宅に向かいました。
すると
車一台分くらいずれた場所に
同じ車がまた停まっていました。
長男が
「ままー こんどは このくるまが
(同じ車だとは解っていない)とまってるよー」と
大きな声で言うので
「そういうこと
大きな声で言わなくて良いから」と
軽くたしなめると
先ほどとは別のお宅から
おっちゃんが出てきました。
軽く会釈をして
車の横を過ぎようとしたとき・・・
「これプレゼント。はははっ」と
おっちゃんが
トルコキキョウを二本
手渡してくれたのです。
えっ?と思う間もなく
おっちゃんは車に乗り込み
ぶーんと走り去りました。
びっくりしているわたし。
長男は
「わー おはな もらっちゃったねー
おはなのぷれぜんとだねー」と
お花を手に
無邪気に喜んでいました。
なーんだ。
お花屋さんだったのね。
そんなに長い時間
待った訳じゃないのに
何だか返って
申し訳なかったような。
でも。
どんな状況でも
お花をいただくのって
何だかものすごく嬉しいです。
部屋に戻って
早速花瓶に挿しました。
すっと背筋を伸ばしたような
トルコキキョウを見る度に
ふふっと笑ってしまいます。
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